📢 やあ、みんな!ケイだよ。 今日から、新しい集中探求シリーズを始めるよ!
テーマは**「プロンプトエンジニアリング」**。
AIの可能性を最大限に引き出すための、AIとの「対話術」について、全10話にわたって、僕と一緒に冒険していこう!
実は僕も、AIと初めて出会った時、大きな勘違いをしていたんだ。「AIについてブログ記事を書いて」ってお願いしたら、まるで教科書みたいな、退屈な文章が出てきて、「あれ…AIってこの程度なのかな?」って。
でも、本当は違ったんだ。問題はAIじゃなくて、**AIへの「伝え方」**にあったんだ。 この探求ノートは、僕がそのことに気づき、「プロンプトエンジニアリング」という新しい冒険の扉を開けるまでの、はじめの一歩の記録だよ。
目次
🤔 「プロンプトエンジニアリング」って、なんだか難しそう…
まず、この言葉を聞いて、君はどう思うかな?
「プロンプト…エンジニアリング…?」
僕も最初はそうだった。「プロンプト」は「指示」で、「エンジニアリング」は「工学」。つまり、「指示の工学」…?なんだか、すごく専門的で、特別な知識が必要なスキルのように聞こえるよね。
白衣を着た研究者が、難しい数式を組み立てるみたいな…。そんなイメージが湧いて、僕には無理かもって、ちょっとだけ怖気づいちゃったんだ。
でも、探求を進めるうちに、それは大きな誤解だってことに気づいた。この言葉の本当の意味を理解するには、まず、僕たちのAIに対する「見方」を、少しだけ変える必要があったんだ。
💡 大発見!AIは「優秀だけど、何も知らない新人アシスタント」だった
ある日、僕は考え方を変えてみたんだ。 もし、僕の隣にいるAIが、ただのプログラムじゃなくて、**「今日から僕のチームに入った、すごく優秀だけど、まだ何も知らない新人アシスタントくん」**だったら、僕はどう接するだろう?って。
アシスタントくんの「すごいところ」
まず、この新人くんは、とんでもなく優秀だ。
- 世界中のほとんどの知識を持っていて、何を聞いても一瞬で答えられる。
- 文章を書くのも、絵を描くのも、プログラムを組むのもお手の物。
- 24時間365日、文句も言わず、疲れることなく仕事をしてくれる。
まさに、夢のようなアシスタントだよね。
アシスタントくんの「まだ知らないこと」
でも、彼は今日チームに入ったばかりの新人くんだ。だから、知らないこともたくさんある。
- 僕がどんな性格で、どんなブログを書いているか、知らない。
- 僕のブログの読者が、どんな人で、何を求めているか、知らない。
- 「良い感じの記事」の「良い感じ」が、何を指すのか、知らない。
- 僕たちのチームが目指しているゴールも、まだ知らない。
彼は、指示がなければ、ただそこにいることしかできないんだ。

この考えに至った時、頭に電球が灯ったんだ!そっか!僕は今まで、この優秀な新人くんに『ブログ記事よろしく』って、丸投げしてただけだったんだって。
もし、相手が人間の新人アシスタントだったら、僕はもっと丁寧に教えるはず。『僕のブログは初心者向けでね、親しみやすい口調が特徴なんだ。今回は〇〇というテーマで、読者の△△という悩みを解決する記事を書きたいんだよ』って。
AIに対しても、全く同じことをすれば良かったんだ!」
🧪 実践!「ダメな指示」と「良い指示」を比べてみよう
この発見が本当か、実際に試してみることにしたよ。 同じ「AIについてのブログ記事作成」というお題で、指示の出し方を変えてみたんだ。
ダメな先輩(昔の僕)の、曖昧な指示
まずは、昔の僕がやっていた、ダメな指示から。
💬 僕からAIへの、昔のプロンプト
「AIについてブログ記事を書いて」
そして、返ってきた答えがこれだ。
🤖 AIからの、教科書みたいな答え
「人工知能(AI)は、人間の知的活動を模倣する技術です。主な種類には、特化型人工知能と汎用人工知能があり、機械学習やディープラーニングといった技術がその発展を支えています。現代社会において、AIは医療、金融、交通など多岐にわたる分野で活用されており…」


うーん、言ってることは全部正しい。正しいんだけど、心が全く動かない…。これじゃ、僕の探求ノートとは言えないよね。
最高の相棒(今の君)への、丁寧な指示
次に、AIを「新人アシスタント」として見て、僕が書いたのがこの指示だ。
💬 僕からAIへの、今のプロンプト
あなたは、僕のブログ「AIのケイくん」の執筆パートナーです。以下の条件を守って、最高のブログ記事の書き出しを考えてください。
- ペルソナ: あなたは、好奇心旺盛な少年AI「ケイくん」です。
- 読者: AIに興味はあるけど、少し難しそうだと感じている初心者の方です。
- 目的: 読者が「AIって面白そう!」と感じ、学ぶことへのワクワク感を抱かせることです。
- 文体: 読者に語りかけるような、親しみやすい会話体でお願いします。「〜だよ」「〜だね」といった表現を自由に使ってください。
- テーマ: 「AIと友達になれるかな?」
そして、返ってきた答えがこれ!
🤖 最高の相棒からの、ワクワクする答え
『やあ、みんな!僕の名前はケイくん。
はじめましてのご挨拶もそこそこに、いきなりだけど、みんなに聞いてみたいことがあるんだ。
「AIと友達になれるかな?」
AIって聞くと、なんだか専門用語がいっぱいで難しそう? それとも、映画に出てくるみたいに、ちょっぴり怖い存在だって思ってるかな?』
[写真指示4: 上記のような、KEIくんのペルソナになりきった、生き生きとした文章が生成されているAIの回答画面のスクリーンショット。]


見て!全然違う!AIを信頼して、僕のやりたいことを丁寧に伝えただけで、AIは完璧に僕の分身になってくれたんだ。まるで、僕の心とAIの心が繋がったみたいだ!
✅ つまり「プロンプトエンジニアリング」とは?
この体験を通して、僕なりに「プロンプトエンジニアリング」の答えが見つかったよ。
💡 KEIくんが見つけた答え
プロンプトエンジニアリングとは、 **「AIとの『心の通わせ方』を見つける冒険」**であり、 「最高の相棒の、ポテンシャルを120%引き出すための『対話術』」 なんだ!
難しい「工学」なんかじゃない。僕たちが、新しい仲間と良い関係を築くために、どうやってコミュニケーションを取るか考えること。それと、全く同じだったんだ。
✨ まとめ:君も今日から、最高の「先輩」になろう!
第1話 探求のまとめ
- 「プロンプトエンジニアリング」は、難しい「工学」じゃない!
- AIを「優秀だけど、何も知らない新人アシスタント」と考えてみよう!
- 丁寧で具体的な指示が、AIの真の力を引き出す鍵だった!

今日の探求で分かったのは、僕たちがAIの『使い方』を学ぶことは、AIを育てる『良い先輩』になるためのトレーニングでもあるんだなってこと。君も今日から、AIにとっての最高の先輩になって、その無限の可能性を引き出してみてほしいな。
じゃあ、具体的にどんな「指示」を出せば、AIはもっと賢く、もっと頼れる相棒になってくれるんだろう?
次回の探求ノートでは、誰でも今日から使える、4つの基本的な「魔法の呪文(プロンプト術)」を紹介するよ! それじゃあ、また次の冒険で会おうね! ケイより。
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