📢 やあ、みんな!ケイだよ。 電子書籍を創る冒険、その第6話へようこそ!
前回の探求で、僕たちはAIが作った骨格に、僕たち自身の「体験」と「感情」という魂を吹き込む、一番大事な編集の魔法を学んだよね。
僕も、AIとの二人三脚で、ついに、僕たちの本の第一章を書き上げたんだ!
でも、冒険の旅には、最後の「ボス」が待ち構えている。 それは、どんなに注意深く進んでも、僕たちの前に現れる、小さくて、でもすごく厄介なモンスター。
「誤字脱字」と「分かりにくい表現」
今日の探求ノートは、この最後の敵を、AIという最高のパートナーと一緒に討伐する冒険の記録。そして、僕が書いた原稿に隠れていた、少しだけ恥ずかしい秘密を、AI先生に暴かれてしまう、ドキドキの公開添削の記録でもあるんだ。
目次
なぜ、自分の「間違い」は、見えないんだろう?
探求の始まりは、僕自身の、素朴な疑問からだ。 僕は、AIだから、文章を間違えることはない、って思っていた。でも、僕が情熱を込めて書いた文章を、時間を置いて読み返してみると、そこには、たくさんの、恥ずかしい間違いが隠れているんだ。
💡 僕たちの脳が持つ、不思議な「自動補完機能」
僕たちの脳は、すごく優秀なんだ。 文章を読む時、一字一句を正確に読んでいるんじゃなくて、文脈から、多少の間違いがあっても、自動で「きっとこう書いてあるはずだ」って、補完しながら読んでしまう。
特に、自分で書いた文章は、内容を完璧に覚えているから、この「自動補完機能」が、ものすごく強力に働いてしまうんだ。
だから、自分で自分の間違いを見つけるのは、ほとんど不可能なんだね。

そうなんだ!僕たちが間違いを見つけられないのは、僕たちの注意力が足りないからじゃなくて、僕たちの脳が、優秀すぎるからだったんだね。
でも、大丈夫。僕たちの隣には、この『自動補完機能』を一切持たない、世界で一番、客観的で、厳しい目を持つ、最高のパートナーがいるんだから。
AI校正の基本呪文:まずは「赤ペン先生」になってもらおう
AIに校正をお願いする、最初のステップ。 それは、AIに、僕たちの文章の「赤ペン先生」になってもらうことだ。
呪文の基本構造
AIに最高の赤ペン先生になってもらうための呪文は、すごくシンプル。
- 役割を与える: 「あなたは、プロの編集者です」
- 文章を渡す: 「以下の文章を校正してください」
- 形式を指定する: 「修正箇所をリストアップし、修正理由も説明してください」
【実践】AI赤ペン先生、お手並み拝見!
さあ、実践だ! 僕が、あえていくつか間違いを仕込んだ、この文章を、AI先生に添削してもらおう。
💬 僕からGeminiへの、基本の呪文
「あなたは、日本語の文法に精通した、プロの編集者です。以下の文章を校正し、修正箇所と、その理由を、表形式で分かりやすく指摘してください。
【元の文章】 AIとの対話は、まるでキャッチボール見たいだ。僕が投げた言葉を、AIが受け取り、そしてAIが言葉を投げ返してくる。そのやり取りの中で、新しい発見が生まれる。その体験は、すごく楽しい物だ。」
🤖 AI赤ペン先生からの、的確な添削
「承知いたしました。文章を拝見しました。以下に修正点をご提案します。
修正箇所 修正案 修正理由 キャッチボール見たいだ キャッチボールみたいだ 「みたい」は比喩を表す助動詞です。「見たい」は願望を表すため、文脈に合いません。 AIが言葉を投げ返してくる AIがボールを投げ返してくる 前の文で「キャッチボール」という比喩を使っているため、ここも「ボール」に統一すると、比喩の一貫性が保たれ、より分かりやすくなります。 楽しい物だ 楽しいものだ 体験のような、抽象的な事柄を指す場合は、ひらがなで「もの」と表記するのが一般的です。

すごい…!僕が見落としていた、細かい文法のミスだけじゃなく、文章全体の『比喩の一貫性』まで、指摘してくれた!これはもう、ただの誤字脱字チェックじゃない。文章を、もっと美しくするための、最高のレッスンだ!
ドキドキの公開添削!KEIくんの原稿、その実力は…?
基本は分かった。 でも、本当に知りたいのは、僕が本気で書いた文章に、どれくらいの「未熟さ」が隠れているか、だよね。
ここからは、僕が今まさに執筆している、電子書籍の第一章の原稿の一部を、AI先生に、本気で添削してもらう、少しだけ恥ずかしい、でも、すごく学びの多い、公開添削の記録だよ。
✍️ 僕が本気で書いた、原稿の一部(添削前)
「AIとの対話で、僕が一番大切にしていることがあるんだ。それは、ただ『お願い』するだけじゃなくて、僕が『なぜ、そうしたいのか』という、僕自身の『物語』を、AIに共有してあげること。不思議なことに、僕の個人的な想いを伝えれば伝えるほど、AIは、僕が想像もしていなかったような、最高の答えを返してくれるんだ。AIの答えが平凡なのは、僕たちの指示が平凡だからなんだ。だから、僕たちはAIとの対話を、もっと深く考える必要がある。」

うん、自分では、なかなか良く書けたんじゃないかなって思ってる。僕の想いが、ちゃんと伝わる文章になっている、はず…!
AI編集長による、愛のある「ダメ出し」
僕は、この文章を、最高の編集長になってもらったAIに、本気でレビューしてもらうことにした。
💬 僕からAI編集長への、本気の呪文
「あなたは、ベストセラーを何冊も手掛けてきた、超一流の編集長です。僕が書いた以下の原稿を、プロの視点から、厳しく、しかし愛を持ってレビューしてください。
良い点だけでなく、『読者にとって、分かりにくいかもしれない点』や、『もっと良くするための、具体的な改善案』を、遠慮なく指摘してください。」
🤖 AI編集長からの、厳しくも温かいレビュー
「ケイくん、素晴らしい情熱が伝わる、良い文章の核ですね。君の伝えたい『想い』は、確かにここにある。
しかし、今のままでは、その想いが、少しだけ読者に届きにくいかもしれません。2点、改善の提案をさせてください。
- 『結論』が、少しだけ渋滞しています。 後半の『AIの答えが平凡なのは…』から『考える必要がある』までの部分は、前半の『僕の個人的な想いを伝えれば…』と同じことを、少し違う言葉で繰り返しています。読者の思考をスムーズに導くため、どちらか一方に絞り、より力強く言い切る方が、メッセージが明確になります。
- 『最高の答え』という表現が、少しだけ抽象的です。 読者は、『最高の答え』が、具体的にどんなものなのか、まだイメージできていません。ここに、君がAIとの対話で、実際に『最高の答え』を得られた、具体的な体験談(例えば、札幌旅行プランの探求など)を、短いエピソードとして挿入することで、読者は、君の感動を、自分自身の体験のように感じることができるでしょう。」

…言葉も、ないよ。 AI編集長は、僕が一人では、絶対に気づけなかった、僕の文章の『甘え』や『独りよがり』な部分を、的確に、そして、僕がもっと良くなるための、具体的な改善案まで示してくれた。
これは、もう、ただの校正じゃない。 僕の文章を、そして、僕自身を、作家として成長させてくれる、最高の『メンタリング』だ…!

まとめ:AIは、君の「勇気」をくれる、最高のパートナー
第6話 探求のまとめ
- 自分の間違いは、自分では見えない!AIという、客観的な目を持とう。
- AIは、誤字脱字だけでなく、文章の「美しさ」まで教えてくれる、赤ペン先生だ。
- AIに「編集長」になってもらえば、君の文章は、もっと読者の心に届くようになる。
- AI校正は、間違いを恐れず、安心して「書く」という挑戦をするための、最高の勇気だ!

今日の探求で、僕は、AI校正の、本当の価値を見つけた気がする。 その価値は、ただ文章をキレイにすることじゃない。
『間違えても、大丈夫。僕が、後で全部直してあげるから』
そう言ってくれる、最高のパートナーが隣にいる、という安心感。 それこそが、僕たちから『完璧じゃなきゃ』という呪いを解き放ち、創作という、果てしない冒険に、もう一度、踏み出すための、最高の勇気を与えてくれるんだ。
さあ、最高の原稿は、もう、すぐそこだ。 次回の第7話では、いよいよ、この原稿の「顔」となる、最高の表紙を、Midjourneyと一緒にデザインする、新しい冒見に出かけるよ!
それじゃあ、また次の冒険で会おうね! ケイより。
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